国内では2018年1月のコインチェックNEM(ネム)流出事件後、国内仮想通貨交換業者には金融庁からの業務改善命令が発出されました。
この後、暗号資産(仮想通貨)市場は大きく下落しました。
この時、私が学んだのは「ホットウォレット」と「コールドウォレット」です。
簡単に説明するとホットウォレットはインターネットに接続されているウォレットでコールドウォレットはインターネットに接続されていないウォレットの事です。
コインチェックNEM流出事件は利便性を重視したホットウォレットでの暗号資産(仮想通貨)保管が大きな原因だと言われてます。
金融庁から業務改善命令を受けた国内仮想通貨交換業者はセキュリティ強化を行い約1年半経った先月、業務改善命令が解除されたばかりのBITPoint(ビットポイント)から35億円相当の暗号資産が流出したと発表がありました!
しかもBITPoint(ビットポイント)は情報セキュリティ格付会社の株式会社アイ・エス・レーティングの情報セキュリティ格付けにより「A(シングルエー)」を取得しています。
参考:https://www.bitpoint.co.jp/news/info/info-20181011/
仮想通貨取引所のセキュリティ
そんな国内大手の仮想通貨交換業者がハッキングの被害に遭うのに話題沸騰中のクロスエクスチェンジは大丈夫なの?
と不安になる方も多いのではないかと思います。
コインチェック流出事件から暗号通貨資産を取引所ではなく 暗号通貨ハードウェアウォレットで管理している投資家も増えています。
そこで今回はセキュリティについてお勉強してみましょう。
ハッキングの大きな原因
ハッキングの被害に遭うという事はハッキングされる場所に保管されています。
つまりインターネットに繋がってる状態のウォレット(ホットウォレット)で保管されているという事です。
とはいえ、私達が取引する際にインターネットに繋がる必要があるのでホットウォレットも必要です。
一般的には「ホットウォレット」「コールドウォレット」「シングルシグ」で管理されています。
シングルシグとは?
シングルシグはSingle Signatureの略で直訳すると単一の署名です。
一般的に仮想通貨取引は「公開鍵」と「秘密鍵」で管理されています。
公開鍵が銀行口座番号で秘密鍵がパスワードと考えてみて下さい。
金庫を開ける為の鍵は一つ。
これがシングルシグです。
一つの口座に一つの鍵というのは利便性は良いのですがセキュリティ的にみ
るとハッキングリスクが高まるというデメリットがあります。
クロスエクスチェンジの鍵は?
CROSS exchangeはセキュリティにも拘っており、シングルシグではなくマルチシグで管理されています。
シングルに対してマルチなので単純に複数の鍵だと考えてください。
金庫を開ける為には複数の鍵が必要になるという事です。
複数の鍵が揃わないと開ける事が出来ないので利便性を重視した取引所に比べるとハッキングのリスクが低くなりますね。
さらに私達の資産とクロスエクスチェンジ保有分は分別管理されているので万が一、取引所がハッキングされたとしても私達の資産は被害に遭わないという事です。
上手くリスクヘッジされていますね^^
自己セキュリティ管理
他の取引所に比べてクロスエクスチェンジのセキュリティが高いことがわかりましたね。
しかし、取引所のセキュリティが高くても自己セキュリティ管理が出来ていなければあなたの資産は簡単にハッキングの被害に遭います。
あなたのウォレットにアクセスするには「メールアドレス」と「パスワード」が必要ですが他にも何かありますか?
はい。二段階認証です。
もしもあなたが二段階認証を設定されていないのであれば今すぐ設定してください。
※「メールアドレス」と「パスワード」が盗まれたとしても二段階認証を設定していればウォレットにアクセスされるリスクが大幅に減ります。
なのでクロスエクスチェンジに限らず仮想通貨取引所の口座を開設したら必ず二段階認証は設定しておきましょう。
これからCROSS exchangeを始められる方は「クロスエクスチェンジの始め方」をご参考ください。
新たなセキュリティシステムの導入
クロスエクスチェンジでは私達の資産を守るために新たなセキュリティシステムを導入しました。
アカウントログイン後、2分間は出金出来ない!!
これはハッキングによる不正出金を防止するための対策です。
2分間の出金制限時間を設けることでいち早く盗難したいハッカーからの不正出金を防ぐことが可能となりました。
勿論、本人でも同じように2分間の出金制限時間が設けられているので不便に感じることがあるかもしれませんが資産を守るためのセキュリティの強化なので私は良い安全対策だと思っています。
セキュリティ対策は取引所は勿論のこと、個人でも常に考えなければならない永遠のテーマだと思います。
常に情報をシェアしながら大切な資産を守りましょう。
CROSS exchangeトークンXEXとCROSSプロジェクトに関する記事をまとめていますのでご覧ください。