先日、読んだ本の冒頭にこのような事が書いてありました。
最近しきりに語られる「副業解禁」。このバズワードは何を示しているか。
それは「会社はあなたの面倒を見きれないから外で稼いでください」ということだ。
時代の変化
これは、iDeCo(イデコ)も同じで政府は「あなたの面倒を見きれないから今のうちに自分で自分の未来へ投資してください。その代わり今なら税金を控除しますよ。」という意味が込められているのだと思います。
それでも「いや、これまでは企業は定年まで、国は老後の保障をしてきたのだからこれからもするべきだ!」という方もまだまだ多いように思えます。
時代は常に変化しています!
それを「今まではこうだった。自分達の時代は・・・」というあなたの常識は通用しない時代に突入している事に気づいて欲しい。
常識を鵜呑みにしない
常識とは誰が得をしているのかを考えてみましょう。
貯金は美徳?
貯金が常識というのは日本人くらいで海外ではお金を回す、投資や投資信託が常識であり、お金を滞らせるなんて・・・という考え方が支流だそうです。
貯金が常識というのは戦後、日本は敗戦してお金がなくなってしまったので政府が国民からお金を集める為に「貯金をすると堅実ですよ。貯金がないとこの先、不安ですよ。」という価値観を流布し、貯金を促し、郵便貯金等に預けられたお金を使って経済を復興してきた背景があるのでその事自体を批判しているわけではありません。
ただ、このように常識は誰かの都合で意図して作られているんだという事を知りましょう。と言いたいのです。
ハイスコアはとても分かりやすく納得させられる内容がギッシリ詰まっていました。
この本を読んで思ったのは常識に縛られていると生産性を妨げ、成長しないという事。
その常識が誰の為のものなのかを分かった上で自分で判断し、行動を起こしている人とただ、常識だからやらなきゃと行動を起こしている人では大きく異なる事を理解しましょう。
お金の価値
あなたはお金の価値をどのようにお考えでしょうか?
- 1万円札→1万円の価値
- 5千円札→5千円の価値
- 千円札→千円の価値
確かに間違いではありません。
しかし、この紙幣の価値というものは日々、変化しています。
インフレ・デフレという言葉はよく聞かれるのではないかと思います。
インフレ
物の価値が上がりお金の価値が下がる事。
デフレ
インフレとは逆でお金の価値が上がり物の価値が下がる事。
インフレとデフレについて詳しく知りたい方はイラストで分かりやすく説明されてる記事をご参考下さい。
例えば、あなたは1000万円の貯金があるとします。
今なら100万円の車を10個購入する事が出来ます。
しかし、100万円の車が120万円に値上がりしたとします。
あなたが持ってる1000万円では8個しか購入出来なくなりました。
お金の価値が下がっていますね。
以前、ライフプランニングのセミナーに参加した時、プランナーさんのお話の中に「昔と違って銀行にお金を預けてお金が増える時代は終わって現在は投資してお金を回す時代です。」と言っていました。
預けてても増えないお金を銀行に眠らせているとそのうち価値がなくなり、紙切れになってしまう事も考えられます。
しかし、どうでしょう?
現在のお金(紙幣)の価値に縛られている人は貯金がないと将来不安だから貯金を投資に回す事が難しいようです。
キャッシュレス
上記でお話したお金(紙幣)の価値は私達個人が簡単にコントロール出来る物ではありませんがキャッシュレスとなると利用する側がコントロールし易くなります。
一昔前でいえば、クレジットカード。
現金で支払いするところをクレジットカードを通して決済する事で約1%のポイントバックがあります。
例えば、100万円を全て現金で支払った人とクレジットカードで支払った人を比べてみましょう。
現金で支払った場合、100万円は100万円でしかありませんがクレジットカードで支払った場合100万円支払って1万円相当のポイントが返ってくるので実質99万円の支払いとなります。
現金払い: 100万円が100万円の価値
クレジット払い: 99万円が100万円の価値
という考え方が出来ます。
現在は2020年のオリンピックに向けてQRコード決済が急速に普及しています。
インバウンド対策のキャッシュレス化ですね。
有名どころですとPayPayやLINE Pay, origami payなどがあります。
現在、とってもお得なキャンペーン中です。
では、このQRコード決済でどれくらいお得になるのでしょう。
現在、キャンペーン中のPayPayで見てみましょう。
今回のPayPay100億円あげちゃいますキャンペーン第2弾は1回のPayPay残高付与の上限が1000円相当で最大還元率が20%となっています。
5000円までのお買い物で最大の20%還元が適応になる計算なので食費を毎回、5000円以内でPayPay支払いにするとします。
毎月の食費が5万円だとすると20%の1万円相当のPayPay残高が付与されるので食費が実質4万円となります。
現金払いだと5万円は5万円の価値ですがキャッシュレスにする事であなたの4万円は5万円の価値となります。
さらにPayPayの100億円あげちゃいますキャンペーンはYahoo!プレミアム会員の場合、5回に1回の確率で最大1000円相当のPayPay残高が付与されます。
※Yahoo!プレミアム会員でなくても10回に1回の確率で当選します。
1回の買い物を1000円以内で抑えて当選すれば実質0円で買い物する事が可能となります。
上手に利用すれば更にあなたのお金の価値は上がります(*^o^*)
まとめ
どうでしょう?
時代の流れに沿って行く人と逆らう人では現時点でこれだけ差がつきます。
身体に鞭を打って収入を上げる前に常に新しい情報を発見する習慣を身に付けて時代の流れに沿って楽な暮らしが出来る基盤を作って戴きたいと願ってます。
みずほ銀行は「J-Coin Pay」の提供を来月、2019年3月より開始すると発表し、ゆうちょ銀行は2019年5月に「ゆうちょPay」の開始を予定しています。
このように金融関係が動き始めたという事はこれから更にキャッシュレス化は加速する事が予想されます。
現金が使える場所がなくなるかどうかは分かりませんがキャッシュレスに対応出来るようになっていればそうなった時に対応出来ると思うのでまずは使ってみましょう。