小学生の時はそこそこ成績が良かった子に限って中学生になったら突然、授業について行けなくなってやる気も成績もダウン😭
なんて話を良く耳にします。
私の場合は小学生から高校生までずっと勉強が出来なかったのであまり意識をした事はなかったのですが自分の子供のことを考えたら気になったので色々と調べてみました😁笑
この記事を読み終えた頃には習慣化の凄さが伝わり、お子様と一緒に◯◯習慣を考えているはずです🙏
(そう願ってます。いや、考えて下さい。お願いします😁笑)
この記事は、勉強が苦手なお子様を持った親御さんに向けて書いています。
勉強が苦手なお子様が成績を上げる為には親御さんのご協力はとても重要なのでお子様と一緒に考えていきましょう‼️
どうして突然成績が落ちるの?
中学校は学習内容も難しくなり部活などが始まり、小学生の時と比べて時間が足りないと感じる子が多いのではないかと思います。
これまでと生活リズムがガラッと変わり、疲れて家に帰った後に宿題をするだけで精一杯😅
小学生の時は勉強しなくても何とかなっていたのに中学生になると勉強内容が難しくなるのに時間がないので予習・復習が出来ず学校の授業についていけなくなる。
分からないから勉強が嫌いになり、集中力もなくなって勉強をしなくなるという負のスパイラルに突入😭
こうなると勉強をする子との差は開くばかりです‼️
負のスパイラルに突入してしまうとそこから脱け出すのは簡単ではありません。
「理解出来てる」の勘違い
小学生の時は勉強しないのに、そこそこ成績の良かった子が中学生になって突然、成績が落ちるパターンの多くは勘違いにあります。
一番キケンなのが暗記が得意でどの教科も平均的に70点~80点を取ってた子です‼️
実は、小学校の学習内容は完全に理解出来ていなくても暗記が出来ればそこそこの点数が取れてしまいます。
ここが問題で、テストで良い点数を取ってしまっているから子どもが理解出来ていない事に気づき難いんですね😅
親は勿論のこと、学校の先生までもが勘違いしてしまいます。
その結果、理解出来ていない状態のまま中学校に上がって勉強について行けなくなるんですね!
テストの点数が悪かった子は理解出来ていない事に気づいて貰いやすく、親も学校の先生も早くから対策を考えて学習習慣を作ってあげたり、塾に通わせたりで逆に中学生になって成績が伸びるというパターンも少なくないようです。
好きに勝るものなし
「好きに勝るものなし」という言葉があるように勉強も楽しめるようになれば最強です。
とはいえ、勉強が嫌い(苦手)な子に
勉強って面白いよ!!
と言ったところで
いや。面白くないし。
と言われるのがオチです😁
私も学生時代は全く勉強が出来ない子でお恥ずかしい話、学年でも後から10番以内をウロチョロしていました(笑)
勉強する時間がないくらい遊んでばかりで宿題すらマトモに出来ず、小学生の頃は放課後、学校で宿題をさせられてた記憶があります😅
勉強に集中出来ない子だったと自分でも自覚しています😁笑
とはいえ、そもそも人間の集中は長く続きません。
ましてや、嫌いな勉強を長時間も集中できるわけありませんよね?
なので、昔の私のように勉強ができない(嫌い)お子さまに1日15分の勉強習慣を作ってみては?ってお話をしてみたいと思います。
どうして◯◯ちゃんは勉強しないのに成績が良いの?
◯◯くん、◯◯ちゃんは運動も勉強もできる。
いつの時代にもこういう学生ってクラスに1人は居たりするんですよね‼️
中にはごく稀に天才的な子どもも居るようですが殆どは良い習慣を持った子達なのです。
これは意外と本人は気づいていなくて習慣化されてるパターンが多いです。
子どもが気づかないうちに親御さんが良い習慣を作ってるんですね👏👏👏
学習習慣
実は子どもの学習習慣は小学校低学年のうちに作っておく事が推奨されています。
毎日、勉強する時間が当たり前のように確保されていればその勉強時間を除いた残り時間でスケジュールを組むようになります。
そうなると毎日「勉強しなさい!」と言わなくても自然と勉強に取り組むようになるんですね‼️
親としては有難いですね😁笑
毎朝、学校へ行く前に朝食を食べたり、歯磨きをする事と同じような習慣化を目指しましょう👍
最強のIf-thenプランニング
えーーーー‼️
うちの子はそんな習慣を作る事なく中学生になってしまったぁぁぁぁぁ😵💧
ご安心を😁 まだ間に合います👍
If-thenプランニングを上手く活用しましょう
(if)もし、Xだったら、
(then)Yをする
(if X happens, then I will do Y.)
このif-thenプランニングは、目標達成する為の効果を心理学で実証された素晴らしい方法で事前に「いつ」「何を」やるかを、キッチリと決めておくことで実行できる確率が2倍から3倍も高くなると言われています。
例えば、
- 家に帰ってきた(X)ら手洗い・うがいをする(Y)。
- ご飯を食べる前(X)に英語の単語を覚える(Y)。
- ゲームをする前(X)に15分間読書をする(Y)。
- 眠たくなった(X)ら腕立て伏せをする(Y)。
このような感じで「(if)もし、Xだったら(then)Yをする」というルールを作ります。
脳は「XならY」という文章を記憶しやすい🤔
これを上手く利用することで目標達成率をグーンと上げる事が可能となります🤗🎵
しかも無理なく👏👏👏
「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」はとても参考になりました📖
簡単(シンプル)で続けられるルールを意識して作りましょう。
目標設定
if-thenプランニングって素晴らしいプランニングですがこれだけだとルール作りで躓いたり継続率が落ちたりします。
そこでまずは目標設定をしてみましょう。
今回は勉強が苦手な中学1年生に向けて書いてるので成績を上げる(次回のテストに向けて)事を目標としましょう。
テストの結果よりも大切な事がたくさんあるという話は、とりあえず置いといて次回のテストで順位を上げる事を目標としましょう😁
それって何のため?
次回のテストで順位を上げるという目先の目標は本人も分かりやすく、やる気スイッチも入れやすいのではないかと思います。
しかし、それだけでは長い目でみた時に継続は難しいかな?
なので、頑張って勉強した先に何があるかをお子様と一緒に考えてあげて欲しいと思います。
ぶっちゃけ、このご時世に昔のような受験の為の勉強って無駄だと思っています。
テクノロジーの進化により、これまでとは大きく社会も働き方も変わる事は想像が出来ます。
っと、このような話をし始めたら長くなるので割愛させて頂きます😁
未来を見据えた時に受験の為の勉強は効率的ではないと思っていますが勉強をする習慣は役に立つし、現状の仕組みで成績を上げる事は将来の選択肢を広げることに繋がります。
と言うわけで、小さな目標を達成し、出来てる事を増やすことで自己肯定感を高め、勉強に対するモチベーションを高められる習慣を作っていきましょう。
1日180英単語
例えば、英語の単語に焦点を当ててみましょう。
たしか、2021年度からは中学3年間で学ぶ英単語の数は1600~1800語くらいです。
これを3年間で割るとどうなります?
365日×3年間=1095日
1800英単語÷1095日=約1.6語/日
1日1~2語くらいなら出来そうな気がしませんか?
これが2年間で学ぶとしたら1800語÷730日=約2.5語/日
1年だと1800語÷365日=約4.9/日
となります。
毎日、約5英単語を学べば1年間で3年分の英単語を学べる事になりますね👏
↑ちょっと待ったぁ(笑)
エビングハウスの忘却曲線って知っておるか?
あっ!こんとりさん、こんにちは🤗
知らないですけど何ですかそれ?
忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線で特に心理学者のヘルマン・エビングハウスによるものが有名じゃ。
忘却曲線は一度記憶した事を時間が経って同じ内容を再び完全に記憶するまでの節約率を表してるのじゃよ。
参考: Wikipedia
う~ん。。。何だか難しくて理解できないので簡単に説明して戴けますか?
簡単に説明すると人は「記憶する⇒忘れる⇒記憶する⇒忘れる」を繰り返すことで記憶を定着していくのじゃが復習するスパンを短くする事で効率化する事が出来るということじゃ。
なるほど。
色々と調べてみると英単語はダラダラと少しずつ覚えるよりもスピーディーに何度も繰り返す事がとても重要だという事がわかりました。
そこで役立つのが単語帳です。
中学英単語帳の決定版と言われる改訂版 世界一覚えやすい 中学の英単語1800を使うのも良いかもしれませんね。
↑の単語帳の使い方として制限時間15分で1日180単語をチェックしてマークしたりするのですが英単語を覚える習慣化を作る事を考えたら5分でも10分でも良いのでタイマーをセットしてタイマーが鳴るまでひたすら英単語⇒訳(意味)を声に出して読ませてみましょう。
1日180単語が目標ですが達成出来なくてもタイマーが鳴ったら終了で無理せず毎日、継続させることを意識しましょう。
ここで先ほどのif-thenプランニングを思い出して下さい。
ご飯を食べる前に5~15分間、英語の単語を覚える。
どうでしょう?
毎日、ご飯を食べる前(朝、夜どちらか固定)に5~15分間ほど集中して英単語を覚える習慣が出来れば間違いなく変化が現れると思います。
空腹時は集中力が高まるのでご飯を食べた後よりも食べる前のほうが効率的です‼️
数学だけはヤバい
小学生の時に成績が悪くて遅れをとってる中学生でも国語や英語は勉強の習慣を作り、量をこなせば何とかなったりしますが算数のつまずきは少し厄介です。
RISU
これは小学校中・高学年の例ですが、位の概念を理解していない子が大きな数の計算をするようになった時に320+35という問題で355ではなく、670と答えてしまうようです。
参考: 10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方
算数・数学は、基礎を理解出来ていないとその学年で習う課題を漫然と勉強してもなかなか成績を伸ばす事が難しいです。
何処でつまずいているかを見極める事がとても重要となります。
そこでオススメしたいのが今の時代に合ったすららという無学年式オンライン教材です。
すららは一人ひとりの個性に合わせることにこだわり、ペースや学年にとらわれず、その生徒の学力レベルに合った学習計画を立てていける究極の個別学習法を実現しています。
無学年式は分かるところまで、さかのぼって学習出来るので自己肯定感を育みながら最短で授業に追いつくことが可能となります。
個人のレベルに合わせて形式を変えながら必要な問題を出題するといったように自動的に難易度を調整する反復システムがあるので「わかる!」をたくさん積み上げて楽しく覚えることが出来ます。
引用:公式サイト
4つのポイント
- POINT 1: 楽しく勉強がつづけられる仕組み
- POINT 2: お子様一人ひとりの特性にあった学習設計
- POINT 3: 1人でも進められるAI搭載型ドリル
- POINT 4: 学力を測定する診断テスト
ちなみに2013年に「すらら独自のつまずき診断システム」は特許を取得しています。
最近は、素晴らしいツールがあって羨ましいですね😁🎵
とはいえ、こんな素敵なツールあっても使わなければ意味がありません。
なので、まずはお子様のやる気スイッチが入るかどうかを体験させてみる事をオススメします。
ゲーム感覚で勉強が出来るようになったら良くない?「すらら」を上手く活用できたら、お友達と比べて遊べる時間も増えるかもよ。
のように、プラスのイメージが出来るような言葉を掛けた後に無料体験をさせてみると良いかもしれませんね。
まとめ
本当はもっと簡単にサクッと投稿する予定だったのですがまあまあ長い記事になっちゃいました😁
全てにおいて言える事ですが人それぞれ得手不得手もあり、何がその子に向いているかは、色々と試してみないと見えない事も沢山あります。
なので、親御さんが一緒に学ぶ環境を作る事はお子様にとって重要な事だと考えています。
最初は、習慣化を作るのは少し大変かもしれません。
なので、継続的に続けられるよう最初は5分でも10分でも良いので決まった時間に学習する時間を確保することを意識してみましょう。
その時間になったら何も考えることなく机に向かったり単語帳を開くようになれば無駄なエネルギーを使う事なく学習を始められるので効率もグーンと上がると思います😆
それを継続していれば自然と興味を持った教科に没頭して5分、10分では修まらなくなると思うので焦らず無理のない程度にお子さまが続けられるようサポートしていきましょう👍
選択肢を増やし、楽しい道を選べるお子様に育つ事を願っています🤗🎵
参考書籍
この記事で紹介した書籍を纏めて紹介しておきますので興味があればご参考下さい。