冷房よりも暖房の方が電気代が高くなる!?
「冷房よりも暖房の方が電気代が高くなる」って聞いたことありませんか?
エアコンは外気との温度差が大きくなればなる程、電力が必要になります。
冷房の場合
外気温37℃の時、設定温度が27℃で温度差は10℃
暖房の場合
外気温0℃の時、設定温度が20℃で温度差は20℃
この場合、温度差は2倍!!
冷房より暖房の方が電気代が高くなると言われる原因の一つです。
私が考える冬の節電テーマは『消費電力を減らしながら体と懐を温める』です。
新築に住んでる方は感じることがないかもしれませんが古い家になると隙間風が入ってきます。
この隙間風が暖房で温めた部屋を冷ましてしまう大きな原因でもあるんです。
隙間風は室内温度を下げるだけでなく体感温度も下げてしまいます。
暖房時間を減らす3つの工夫
まずは3つの事を試してみましょう。
1.隙間風をなくす
2.結露させない
3.暖を逃がさない
隙間風をなくす
すきま風をなくす事で暖を逃がさず室内温度を一定に保ちやすくします。
隙間風をなくす為に安くて手っ取り早いアイテムが隙間テープです。
隙間風のある古いお家の方は是非、お試しください。
隙間テープの使い方
これは寝室の入り口のドアの隙間を塞いだ時の流れです。
まずは寝室を明るくし、扉を閉めて隙間を確認しましょう。
隙間がある事が確認出来ましたね。
次に隙間テープを貼る部分の埃をとってキレイにします。
隙間テープを張ったら完成です。
これで空気の流れを止め、暖気を逃がさず保温出来るようになります。
結露をさせない
結露は部屋と外部の温度差が原因で発生します。
窓と部屋の間にもう一つ空気層を作ってあげる事で結露を減らす事が出来ます。
窓ガラスをペアマルチに変えるだけで結露を減らし、断熱効果を高める事が出来るのですがコストが掛かります。
そこで今回はプチプチを使った節電対策をご紹介したいと思います。
プチプチカーテンの作り方
うちの掃き出し窓は2つ。
片方は殆ど出入りしないので全体を封鎖。
寸法を測り同じサイズのプチプチをカットし、凹凸がある方を合わせて二重にします。
それを押しピンで止めていきます。
※両面テープで完全に塞ぐ方が効果が上がりますが剥がす時に塗料も剥がれてしまいますので今回は押しピンで行ってます。
レースのカーテンを閉めると見た目にも問題はないと思います。
よく出入りする方は封鎖してしまうと使えなくなってしまうのでカーテンにしました。
カーテンよりも少し長めにプチプチをカットしテープで貼り合わせカーテンのフックを掛ける部分にテープを裏表両方に貼ります。←引っ張った時に破れないように
レースのカーテンを外し、同じ間隔でフックが通る穴を開けフックに通します。←私はフックを直接刺して穴を開けました。
カーテンを戻したら完成です。
↓裏側から見た写真
端は両面テープなどで貼り付けるとプチプチが整い易くなります
反対の端は両面テープでカーテンに張り付ければOK
完成~
プチプチカーテンの場合、完全に封鎖出来るわけではないので隙間風対策は隙間テープなどを使って行なって下さい。
プチプチカーテンはペアマルチ(複層ガラス)のように窓ガラスと部屋の間に空気の層を作ることで冷たい空気を直接部屋に入れないようにし、室内の温かい空気を外に逃がさなくする効果が期待出来ます。
現在は自作の内窓を作ってさらに快適に過ごしています。
DIYが好きな方は是非、こちらにチャレンジして頂きたいと思います。
暖を逃がさない
冬になると暖房をかけるようになると思いますがせっかく暖かい空気を出してもそれが外に出て行ってしまっては暖をとる事も出来ないですし、エアコンは常にフル稼働状態。
そうなると電気代も高くなり、体も懐も寒くなってしまいます。
上記の2つを徹底する事で回避する事が出来ますのでこれが出来ていないお宅はお試し下さい。
ちなみに冷気って壁からくるって知ってました?
お風呂を想像してみて下さい。
冬のお風呂って入った瞬間、寒っ!て事がないですか?
これはお風呂場の壁についてる水滴が原因です。
水滴をなくす事で体感温度はかなり変わりますよ^^
今年は脱衣場に洗濯を干すようになって除湿機を使うようになったのでお風呂場も常に乾燥状態!
これが冬の間も続くのか?楽しみです!!