【XENEA Wallet】Daily Quiz6月の解答とマメ知識(日本語訳)!✨️毎日更新✨️
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[XENEA Wallet] Daily Quiz Jun Answers and Trivia! ✨

 

XENEA Walletでは、ユーザーのエンゲージメントを高めると同時に、Web3やXeneaに関する知識を習得させるために、ゲーム感覚で楽しみながら学べるDaily Quizがあります。

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しかし、XENEA Walletは以下の5つの言語しか対応しておらず、外国語が苦手な日本人にとっては、かなりハードルが高くなっています。

・English – 英語
・Español – スペイン語
・Indonesian – インドネシア語
・Turkish – トルコ語
・Tiếng Việt – ベトナム語

 

現在X(旧Twitter)などで親切な方々が答えをポストしてくれているのですが、問題の意味も理解していない人達がただ正解する為だけのゲームになってる気がしてるのでこの記事はXENEA WalletのDaily Quizの日本語訳と解答、そしてその答えを選んだ理由、豆知識をXENEA Walletナビ(ChatGPT)を活用しながら提供していきたいと思います。

1分間も掛からないと思いますので、ブックマークをして毎日、読んでくださいね😊



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6月30日のデイリークイズ

In Polkadot, XCM denotes:
訳:Polkadotにおいて、XCMとは何を意味しますか?

🟢選択肢:
・A built-in DeFi token swap module on Polkadot.
訳:Polkadotに内蔵されたDeFiトークンのスワップモジュール。
・A cross-consensus messaging format for parachain communication.
訳:パラチェーン間の通信に使われるクロスコンセンサスメッセージングフォーマット。
・Ethereum’s sharding interoperability standard proposal.
訳:Ethereumのシャーディング互換性に関する標準提案。
・A method for submitting on-chain governance referenda.
訳:オンチェーンガバナンスの国民投票を提出する方法。

🟢答え:
A cross-consensus messaging format for parachain communication.

🟢この答えを選んだ理由:
PolkadotのXCM(Cross-Consensus Messaging)は、異なるブロックチェーン(特にパラチェーン)間で安全かつ柔軟に通信するために設計されたメッセージングフォーマットです。XCMは単なるデータ転送にとどまらず、「コンセンサスを超えた」やり取りを可能にし、異なる環境(例:異なるランタイムやガバナンス構造)でも意味を保持するよう工夫されています。

🟢豆知識:
XCMはPolkadotの中核コンセプトの一つであり、単にトークンを転送するだけでなく、「スマートコントラクトの呼び出し」「ガバナンスメッセージの転送」「状態遷移の実行」なども可能です。さらに、XCMはKusamaや他のSubstrateベースのブロックチェーンとも互換性があり、真の相互運用性(interoperability)を実現する仕組みとして注目されています。



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6月29日のデイリークイズ

A sidechain is
訳:「サイドチェーンとは何ですか?」

🟢選択肢:
・A deprecated synonym for sharding technologies.
訳:シャーディング技術の廃止された同義語。
・A validator node that operates on standby mode.
訳:待機モードで動作するバリデータノード。
・A second thread of blocks inside one chain’s header structure.
訳:1つのチェーンのヘッダ構造内にある第2のブロックスレッド。
・A parallel blockchain pegged to a main chain for asset transfers.
訳:資産移転のためにメインチェーンと連動した並列ブロックチェーン。

🟢答え:
A parallel blockchain pegged to a main chain for asset transfers.

🟢この答えを選んだ理由:
サイドチェーンとは、メインのブロックチェーン(メインチェーン)とは独立して動作するが、トークンやデータを相互にやりとりできるよう設計された別のブロックチェーンのことです。これは、スケーラビリティや実験的機能の導入、安全性の分離などを目的としています。資産移転には「ペグ機構(Peg)」が使われ、メインチェーンとサイドチェーン間で価値のやり取りが可能になります。

🟢豆知識:
有名なサイドチェーンプロジェクトには、ビットコインの「Liquid Network」や「Rootstock(RSK)」などがあります。たとえばLiquidは、取引所間の高速なBTC送金を目的としてBlockstream社が開発したサイドチェーンで、機密性と即時性を重視しています。一方、RSKはスマートコントラクト機能を追加するために構築されたビットコイン互換のサイドチェーンです。

6月28日のデイリークイズ

A key risk with cross-chain bridges is:
クロスチェーンブリッジにおける主なリスクは何ですか?

🟢選択肢:
・Smart-contract exploits or validator key theft causing fund losses.
訳:スマートコントラクトの脆弱性やバリデーターキーの盗難による資金の損失。
・Zero additional risks beyond normal blockchain operation.
訳:通常のブロックチェーン運用以外に追加のリスクはゼロ。
・Guaranteed slowdown of every connected blockchain’s throughput
訳:接続されたすべてのブロックチェーンの処理速度が必ず低下する。
・Automatic inflation by duplicating tokens on each chain forever.
訳:各チェーンでトークンが無限に複製されることによる自動的なインフレ。

🟢答え:
Smart-contract exploits or validator key theft causing fund losses.

🟢この答えを選んだ理由:
クロスチェーンブリッジは異なるブロックチェーン間で資産を移動するために使用されますが、複雑なスマートコントラクトを使うため、そのコードの脆弱性を突かれてハッキングされるリスクが非常に高いです。加えて、ブリッジの運用に関わるバリデーター(承認者)の秘密鍵が盗まれると、悪意ある操作によって資金が不正に移動される可能性があります。過去には実際に数億ドル規模の被害が出た例もあります。

🟢豆知識:
2022年に起きた「Ronin Bridge」のハッキング事件では、Axie Infinityのブリッジが攻撃され、約6億ドル相当の暗号資産が盗まれました。この事件はブリッジセキュリティの脆弱さを象徴する例とされており、それ以降、多くのプロジェクトがより安全なブリッジ技術(例:ゼロ知識証明やマルチパーティ計算)に注目するようになりました。

6月27日のデイリークイズ

Which is NOT an interoperability protocol?
訳:次のうち、相互運用プロトコルではないものはどれですか?

🟢選択肢:
・Uniswap
訳:ユニスワップ(分散型取引所)
・Polkadot
訳:ポルカドット(異なるブロックチェーンを接続するプロトコル)
・LayerZero
訳:レイヤーゼロ(クロスチェーン通信プロトコル)
・Cosmos IBC
訳:コスモスIBC(相互運用性プロトコル、Inter-Blockchain Communication)

🟢答え:
Uniswap

🟢この答えを選んだ理由:
Uniswapは「分散型取引所(DEX)」であり、相互運用性を目的としたプロトコル(異なるブロックチェーン間の通信や資産転送を可能にするもの)ではありません。他の選択肢であるPolkadot、LayerZero、Cosmos IBCはいずれも異なるブロックチェーンを繋ぐためのインフラやプロトコルであり、相互運用性に直接関わる設計がされています。

🟢豆知識:
Uniswapはイーサリアム上に構築された最も有名な分散型取引所の1つで、自動マーケットメイカー(AMM)という仕組みにより、オーダーブックを必要とせずに取引を実現します。その設計により、流動性提供者は手数料を得ることができ、ユーザーは自由にトークンをスワップできますが、相互運用性プロトコルのようにチェーン間の通信機能は持っていません。

6月26日のデイリークイズ

Chainlink’s CCIP lets smart contracts:
訳:ChainlinkのCCIPはスマートコントラクトに何を可能にしますか?

🟢選択肢:
・Sync corporate databases directly into block headers.
訳:企業のデータベースをブロックヘッダーに直接同期する。
・Host Chainlink price feeds on a private database system.
訳:Chainlinkの価格フィードをプライベートデータベースシステム上でホストする。
・Replace existing consensus algorithms on a single blockchain.
訳:単一のブロックチェーン上で既存のコンセンサスアルゴリズムを置き換える。
・Send tokens and data across multiple chains via oracle networks.
訳:オラクルネットワークを通じて複数のチェーン間でトークンとデータを送信する。

🟢答え:
Send tokens and data across multiple chains via oracle networks.

🟢この答えを選んだ理由:
ChainlinkのCCIP(Cross-Chain Interoperability Protocol)は、異なるブロックチェーン間での通信を可能にするために設計されています。スマートコントラクトがChainlinkのオラクルネットワークを利用して、他のチェーンへ安全にデータやトークンを転送できるようになるのがCCIPの最大の特徴です。選択肢の中で唯一この特徴を正しく説明しているのが「Send tokens and data across multiple chains via oracle networks.」です。

🟢豆知識:
Chainlink CCIPは、2023年に正式ローンチされた比較的新しいプロトコルで、すでにSWIFT(国際銀行間通信協会)とも連携実験を進めています。CCIPの導入により、従来のブロックチェーン間の分断(インターオペラビリティの欠如)という課題を解決し、よりシームレスなクロスチェーン経済圏の構築が進んでいます。特にDeFiやRWA(実世界資産)連携の分野での活用が期待されています。

6月25日のデイリークイズ

LayerZero secures messages by:
LayerZeroはどのようにしてメッセージを保護していますか?

🟢選択肢:
・Routing all data through one central super-chain validator.
訳:すべてのデータを中央のスーパーチェーンバリデーターを通じてルーティングする。
・Combining decentralized oracle and relayer services to verify transfers.
訳:分散型オラクルとリレイヤーサービスを組み合わせて転送を検証する。
・Embedding every message inside a Bitcoin transaction hash.
訳:すべてのメッセージをビットコインのトランザクションハッシュ内に埋め込む。
・Forcing connected chains to unite their consensus processes.
訳:接続されたチェーンにコンセンサスプロセスの統一を強制する。

🟢答え:
Combining decentralized oracle and relayer services to verify transfers.

🟢この答えを選んだ理由:
LayerZeroは「オムニチェーン」インターオペラビリティプロトコルであり、各ブロックチェーン間でのメッセージ転送の安全性を確保するために、「Oracle」と「Relayer」という2つの異なるエンティティを使用します。Oracleは送信元チェーンのブロック情報を送信先チェーンに提供し、Relayerはそのトランザクションの証拠(Proof)を別ルートで届けます。この2つの独立した情報を突き合わせることで、信頼できるメッセージ検証を実現します。中央集権的な検証者を持たず、複数のサービスでセキュリティを担保するのが特徴です。

🟢豆知識:
LayerZeroは2023年にシリーズBラウンドで1億2,000万ドルを調達し、評価額は30億ドルを超えました。最近では「LayerZero V2」もリリースされ、ガスレス送信や超軽量メッセージ機構など、さらに進化したクロスチェーン機能が追加されています。また、ZROトークンの配布(エアドロップ)にも注目が集まっています。

6月24日のデイリークイズ

LayerZero is best described as:
訳:LayerZeroは次のうちどのように説明されるのが最も適切ですか?

🟢選択肢:
・A pure layer-2 scaling network for Ethereum gas savings.
訳:Ethereumのガス代節約のための純粋なレイヤー2スケーリングネットワーク。
・A mining hardware device for cryptographic hashing.
訳:暗号ハッシュ処理用のマイニングハードウェアデバイス。
・An omnichain protocol for cross-chain message passing.
訳:クロスチェーンメッセージの送受信を可能にするオムニチェーンプロトコル。
・The nickname of a blockchain’s very first genesis block.
訳:ブロックチェーンの最初のジェネシスブロックのニックネーム。

🟢答え:
An omnichain protocol for cross-chain message passing.

🟢この答えを選んだ理由:
LayerZeroは、異なるブロックチェーン間でメッセージをやりとりすることができる「オムニチェーンインターネットレイヤー」として設計されたプロトコルです。従来のブリッジやラップトークンと異なり、安全かつシームレスに複数のチェーンをまたいだ通信を実現します。これにより、開発者は単一のアプリケーションを複数のチェーン上で展開しやすくなります。

🟢豆知識:
LayerZeroのユニークな特徴の一つに「Ultra Light Node(ULN)」というアーキテクチャがあります。これは、従来のフルノードのように全てのブロックチェーンの履歴を保持する必要がなく、信頼できる中継者(OracleとRelayer)を活用することで効率的かつ安全にクロスチェーン通信を実現します。LayerZeroは多くのDeFi・GameFiプロジェクトにも導入されており、2023年にはUniswapのブリッジとしても注目されました。

6月23日のデイリークイズ

Key difference between Polkadot and Cosmos:
訳: PolkadotとCosmosの主な違いは何ですか?

🟢選択肢:
・Polkadot uses proof-of-work, while Cosmos is proof-of-stake only.
訳: Polkadotはプルーフ・オブ・ワークを使用し、Cosmosはプルーフ・オブ・ステークのみを使用している。
・Polkadot shares security via Relay Chain; Cosmos chains keep separate validators.
訳: Polkadotはリレーチェーンを通じてセキュリティを共有し、Cosmosのチェーンは独立したバリデーターを保持する。
・Cosmos forces all zones to share validators; Polkadot does not.
訳: Cosmosはすべてのゾーンにバリデーターの共有を強制するが、Polkadotはそうではない。
・Token transfers are impossible under Polkadot’s architecture.
訳: Polkadotのアーキテクチャではトークンの転送が不可能である。

🟢答え:
Polkadot shares security via Relay Chain; Cosmos chains keep separate validators.

🟢この答えを選んだ理由:
Polkadotの特徴は、「リレーチェーン(Relay Chain)」を中心に各パラチェーンがつながり、セキュリティを共有する構造です。一方、Cosmosでは各チェーン(ゾーン)が独自のバリデーターセットを持ち、セキュリティを個別に管理します。この違いが、両者のネットワーク設計における大きな特徴です。

🟢豆知識:
Polkadotのパラチェーンは「スロットオークション」を通じて接続され、限られた数のスロットに参加する必要があります。Cosmosでは、IBC(Inter-Blockchain Communication)プロトコルを利用してゾーン間通信を実現していますが、接続は任意で、セキュリティの共有は設計上必須ではありません。つまり、Cosmosは「自律的なブロックチェーンのインターネット」、Polkadotは「統一されたセキュリティの下でのマルチチェーンプラットフォーム」といえます。

6月22日のデイリークイズ

A zone in Cosmos is:
訳: Cosmosにおける「ゾーン」とは何ですか?

🟢選択肢:
・An independent blockchain linked to a Cosmos hub.
訳:Cosmosハブに接続された独立したブロックチェーン
・A staking contract on Cosmos Hub for delegators.
訳:Cosmosハブ上の委任者向けステーキングコントラクト
・An Ethereum sidechain designed by Cosmos.
訳:Cosmosが設計したEthereumのサイドチェーン
・A layer-2 rollup that batches transactions.
訳:トランザクションをまとめるレイヤー2ロールアップ

🟢答え:
An independent blockchain linked to a Cosmos hub.

🟢この答えを選んだ理由:
Cosmosのネットワーク構造では、「Zone(ゾーン)」は独立したブロックチェーンを指し、Cosmos Hubを中心にそれぞれが相互接続されています。各ゾーンは自律的に動作でき、独自のガバナンスや機能を持ちながらも、Inter-Blockchain Communication(IBC)プロトコルを通じて他のゾーンとデータや資産のやりとりが可能です。これは「インターネット・オブ・ブロックチェーンズ(Blockchainのインターネット)」というCosmosのビジョンの根幹です。

🟢豆知識:
Cosmosの「Zone」は、それぞれが独自のコンセンサスメカニズムを持つことができ、Tendermint Core(現在はCometBFTに名称変更)を使って高速かつ確実にトランザクションを処理します。Cosmos Hub自体は中立的な通信ハブで、ゾーン間のやりとりの中継役を果たします。Zoneの一例としては「Osmosis」や「Evmos」などがあり、各ゾーンが特定の用途(DEX、EVM互換など)に特化することでエコシステム全体の多様性が広がっています。

6月21日のデイリークイズ

In Cosmos, IBC stands for:
訳:Cosmosにおいて、IBCとは何の略でしょうか?

🟢選択肢:
・International Blockchain Council governing global standards.
訳:国際的な基準を統括する国際ブロックチェーン評議会。
・Inter-Blockchain Communication protocol for cross-chain messages.
訳:クロスチェーンメッセージのためのブロックチェーン間通信プロトコル。
・Integrated Blockchain Consensus for finality.
訳:ファイナリティを確保する統合型ブロックチェーン合意アルゴリズム。
・Instant Block Confirmation technology.
訳:即時ブロック確認技術。

🟢答え:
Inter-Blockchain Communication protocol for cross-chain messages.

🟢この答えを選んだ理由:
IBC(Inter-Blockchain Communication)は、Cosmosエコシステムの中核機能であり、異なるブロックチェーン同士が相互に安全かつ信頼的に通信するための標準化されたプロトコルです。トークンの転送やデータの共有を可能にし、Cosmosが掲げる「インターネット・オブ・ブロックチェーンズ」の実現を支える重要な技術です。

🟢豆知識:
IBCプロトコルは2021年3月にCosmos Hubで最初に実装されました。これにより、Cosmosエコシステムに属する複数のチェーン(たとえばOsmosisやJunoなど)が、中央の仲介者なしにトークンや情報をやり取りできるようになりました。これは他の多くのブロックチェーンにはまだない高度な相互運用性を実現しています。

6月20日のデイリークイズ

Cosmos achieves interoperability through:
訳: Cosmosはどのようにして相互運用性を実現しているでしょうか?

🟢選択肢:
・Running all smart contracts solely on Cosmos Hub.
訳:すべてのスマートコントラクトをCosmos Hub上だけで実行すること。
・Requiring every zone to share identical validators by force.
訳:すべてのゾーンに同一のバリデーターを強制的に共有させること。
・Merging all chains into one global ledger automatically.
訳:すべてのチェーンを自動的に1つのグローバル台帳に統合すること。
・The Inter-Blockchain Communication (IBC) protocol between zones.
訳:ゾーン間のInter-Blockchain Communication (IBC) プロトコル。

🟢答え:
The Inter-Blockchain Communication (IBC) protocol between zones.

🟢この答えを選んだ理由:
Cosmosは、「ゾーン」と呼ばれる独立したブロックチェーン同士が相互にやり取りできるように設計されています。これを可能にしているのがIBC(Inter-Blockchain Communication)プロトコルです。IBCは、異なるブロックチェーンが相互にメッセージやデータを安全かつ信頼性を持って転送できるようにする通信標準であり、Cosmosの「インターネット・オブ・ブロックチェーン」というビジョンの中核です。

🟢豆知識:
IBCプロトコルはCosmos SDKで開発されたチェーンだけでなく、将来的には他の非Cosmos系チェーンとも相互運用できる可能性があると期待されています。実際に、Cosmosエコシステム内では、OsmosisやJuno、Terraなど複数のチェーンがIBCで接続され、資産のブリッジやアプリ間通信が活発に行われています。これは他の多くのブロックチェーンにはない、Cosmos独自の強みです。

6月19日のデイリークイズ

Polkadot’s Relay Chain mainly:
訳: Polkadotのリレーチェーンの主な役割はどれですか?

🟢選択肢:
・Supplies off-chain oracle data to smart contracts.
訳:スマートコントラクトにオフチェーンのオラクルデータを提供する。
・Processes every user transaction inside each parachain directly.
訳:各パラチェーン内のすべてのユーザー取引を直接処理する。
・Coordinates parachains and provides shared security for them.
訳:パラチェーンを調整し、共通のセキュリティを提供する。
・Acts only as a bridge to external networks like Ethereum.
訳:Ethereumのような外部ネットワークとの橋渡しのみを行う。

🟢答え:
Coordinates parachains and provides shared security for them.
(パラチェーンを調整し、共通のセキュリティを提供する)

🟢この答えを選んだ理由:
Polkadotのリレーチェーンは、ネットワーク全体の中核的な役割を果たしています。リレーチェーンは複数のパラチェーン(独自のブロックチェーン)を統括・調整し、それらに共有セキュリティを提供することで、ネットワーク全体の安全性と統一性を維持しています。スマートコントラクトやトランザクション処理は主にパラチェーン側で行われ、リレーチェーンはそれらを「つなぐ存在」です。

🟢豆知識:
Polkadotのリレーチェーンは、「Nominated Proof-of-Stake(NPoS)」という独自のコンセンサスメカニズムを採用しており、バリデーターとノミネーターという2つの役割でネットワークのセキュリティを確保しています。また、Polkadotは「Substrate」というフレームワークを使って開発されており、開発者が自分のブロックチェーンを簡単に作成・接続できる点も特徴です。

6月18日のデイリークイズ

In Polkadot, a parachain is:
訳: ポルカドットにおいて、パラチェーンとは何ですか?

🟢選択肢:
・The name of Polkadot’s default software wallet.
訳:ポルカドットのデフォルトのソフトウェアウォレットの名前。
・A special payment channel for off-chain transfers.
訳:オフチェーン転送用の特別な支払いチャネル。
・A smart contract that runs on Polkadot’s base layer.
訳:ポルカドットのベースレイヤーで実行されるスマートコントラクト。
・An independent blockchain connected to the Relay Chain.
訳:リレーチェーンに接続された独立したブロックチェーン。

🟢答え:
An independent blockchain connected to the Relay Chain.

🟢この答えを選んだ理由:
ポルカドットにおける「パラチェーン」は、独自のブロックチェーンであり、ポルカドットのメインチェーンであるリレーチェーンに接続されています。パラチェーンは、ポルカドットのネットワークのスケーラビリティと柔軟性を高めるために設計されており、各パラチェーンは異なるプロジェクトのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

🟢豆知識:
ポルカドットの「リレーチェーン」は、ネットワーク全体のセキュリティとコンセンサスを担当し、接続されている各パラチェーンは、リレーチェーンからセキュリティを共有する形で機能します。これにより、パラチェーンは自分自身でセキュリティを維持する必要がなく、効率的に動作することができます。

6月17日のデイリークイズ

Which does NOT enable blockchain interoperability?
訳:次のうち、ブロックチェーンの相互運用性を実現しないのはどれですか?

🟢選択肢:
・Cross-chain bridges linking two independent networks together.
訳:2つの独立したネットワークを接続するクロスチェーンブリッジ。
・Sharding a single blockchain into multiple parallel shards.
訳:1つのブロックチェーンを複数の並列シャードに分割するシャーディング。
・Standardized protocols like IBC for cross-chain communication.
訳:IBCのようなクロスチェーン通信のための標準化されたプロトコル。
・Atomic swap contracts exchanging assets trustlessly.
訳:信頼不要で資産を交換するアトミックスワップコントラクト。

🟢答え:
Sharding a single blockchain into multiple parallel shards.

🟢この答えを選んだ理由:
シャーディング(Sharding)は、1つのブロックチェーン内部のスケーラビリティ向上を目的とした技術で、ブロックチェーンを複数のシャードに分けて処理を並列化します。しかし、これは複数の異なるブロックチェーン間の相互運用性(interoperability)を実現するものではありません。
一方で、クロスチェーンブリッジ、IBCのようなプロトコル、アトミックスワップは異なるブロックチェーン間の相互通信や資産移動を可能にする技術です。

🟢豆知識:
**IBC(Inter-Blockchain Communication Protocol)は、Cosmosエコシステムで使用されている代表的なクロスチェーン通信プロトコルで、異なるブロックチェーン間でトークンやデータを安全に送信できます。2021年にCosmos Hubで本格稼働し、現在も多くのプロジェクトが採用しています。ちなみにXeneaはIBCとは別の技術基盤ですが、「Proof of Democracy (POD)」**という独自コンセンサスで、ガバナンスと効率性を両立する新しい試みを行っています。

6月16日のデイリークイズ

Atomic swaps let users:
訳:アトミックスワップにより、ユーザーは何ができるでしょうか?

🟢選択肢:
・Exchange assets across blockchains without centralized intermediaries.
訳:中央集権的な仲介者なしに、異なるブロックチェーン間で資産を交換する。
・Trade coins instantly on a centralized exchange platform.
訳:中央集権型の取引所プラットフォーム上で即座にコインを取引する。
・Swap blocks between nodes during node synchronization.
訳:ノード同期中にノード間でブロックを交換する。
・Split atomic clock signals for blockchain timekeeping.
訳:ブロックチェーンの時刻管理のために原子時計の信号を分割する。

🟢答え:
Exchange assets across blockchains without centralized intermediaries.

🟢この答えを選んだ理由:
アトミックスワップ(Atomic Swap)は、異なるブロックチェーンにある仮想通貨を第三者の仲介(例えば取引所など)を介さずに直接交換する技術です。この仕組みにより、ユーザー同士が信頼を必要とせず、安全かつ非中央集権的に資産を交換できます。他の選択肢はアトミックスワップの技術とは無関係です。

🟢豆知識:
アトミックスワップは「ハッシュタイムロックコントラクト(HTLC)」という技術を使って実現されます。HTLCは、特定の条件が満たされない限り資金が移動しない「時間制限付きのスマートコントラクト」です。例えば、ビットコインとライトコインのように異なるブロックチェーン間でも、HTLCを利用することで安全にコインを交換できます。アトミックスワップは、将来的に分散型取引所(DEX)の基盤技術として注目されています。

6月15日のデイリークイズ

A wrapped token such as WBTC is:
訳:WBTCのようなラップドトークンとは何ですか?

🟢選択肢:
・A temporary testing token used only on developer testnets.
訳:開発者向けテストネットのみで使われる一時的なテスト用トークン。
・A Bitcoin version running on its own private blockchain.
訳:独自のプライベートブロックチェーン上で動作するビットコインのバージョン。
・A token representing Bitcoin on a different blockchain network.
訳:別のブロックチェーンネットワーク上でビットコインを表すトークン。
・A coin protected by extra layers of encryption algorithms.
訳:追加の暗号化アルゴリズムによって保護されたコイン。

🟢答え:
A token representing Bitcoin on a different blockchain network.

🟢この答えを選んだ理由:
WBTC(Wrapped Bitcoin)は、Ethereum(イーサリアム)など他のブロックチェーン上でビットコインの価値を利用できるようにするために作られたトークンです。これは実際のビットコイン1BTCに対して1:1で裏付けされており、スマートコントラクトの機能を活用するDeFi(分散型金融)アプリケーションでもビットコインの流動性を提供できるようになります。

🟢豆知識:
WBTCはERC-20トークンとして発行され、Ethereumネットワーク上でビットコインを使う手段として広く利用されています。なお、WBTCを発行・管理するためには、ビットコインを実際に保管する「カストディアン(保管業者)」と、発行を依頼する「マー チャント」が連携しています。この仕組みにより、透明性と信頼性が保たれています。

6月14日のデイリークイズ

Token bridges usually transfer assets by:
訳: トークンブリッジは通常、どのように資産を転送しますか?

🟢選択肢:
・Doubling token supplies on both chains at once.
訳:両方のチェーンで同時にトークン供給量を倍増させる
・Locking tokens on one chain and minting wrapped tokens on the other.
訳:一方のチェーンでトークンをロックし、もう一方のチェーンでラップドトークンを発行する
・Burning tokens on one chain and recreating them on the second.
訳:一方のチェーンでトークンをバーンし、二番目のチェーンで再作成する
・Physically copying blockchain files between validator nodes.
訳:バリデータノード間でブロックチェーンファイルを物理的にコピーする

🟢答え:
Locking tokens on one chain and minting wrapped tokens on the other.

🟢この答えを選んだ理由:
トークンブリッジの仕組みは、資産の移動を模倣するために、元のチェーン上でトークンをロックし、対応する数の**ラップドトークン(wrapped token)を別のチェーン上で新たに発行(mint)**するという方法が一般的です。これはトークンの二重発行や供給過剰を防ぎつつ、異なるブロックチェーン間での資産移転を可能にします。

🟢豆知識:
「Wrapped Token(ラップドトークン)」の代表例として有名なのが**Wrapped Bitcoin(WBTC)**です。これはEthereum上で発行されたビットコインの代替資産で、1 WBTC = 1 BTCの価値が裏付けられています。WBTCにより、BitcoinをEthereum上のDeFiプロトコルで運用することが可能になります。これは異なるブロックチェーン間で資産の相互運用性を高める重要なステップとされています。

6月13日のデイリークイズ

A cross-chain bridge primarily allows users to:
訳:クロスチェーンブリッジは主にユーザーにどのようなことを可能にしますか?

🟢選択肢:
・Connect servers with physical cables for block transfers.
訳:ブロック転送のために物理ケーブルでサーバーを接続すること。
・Move tokens or data from one blockchain to another chain.
訳:1つのブロックチェーンから別のチェーンへトークンやデータを移動すること。
・Accelerate transactions on a single shard within a chain.
訳:チェーン内の単一シャードでのトランザクションを加速すること。
・Merge two blockchains into one permanent ledger.
訳:2つのブロックチェーンを1つの恒久的な台帳に統合すること。

🟢答え:
Move tokens or data from one blockchain to another chain.

🟢この答えを選んだ理由:
クロスチェーンブリッジは、異なるブロックチェーン同士の間で資産や情報をやり取りするための技術です。例えば、Ethereum上のトークンをBNB Chainへ移動する際などに使われます。これはそれぞれのチェーンが独自のプロトコルで動作しているため、直接的な互換性がないことを補うものです。

🟢豆知識:
Xeneaのような次世代のブロックチェーンでは、将来的にクロスチェーンの技術と統合されることで、他のエコシステム(例:Ethereum、Polkadot、Cosmosなど)との相互運用性が期待されています。これにより、ユーザーは複数のチェーンを跨いで資産を自由に移動できるようになります。なお、クロスチェーンブリッジはハッキングリスクもあるため、利用時には信頼性の高いブリッジを選ぶことが重要です。

6月12日のデイリークイズ

Which is a benefit of interoperability?
訳:「相互運用性(インターオペラビリティ)の利点として正しいのはどれですか?」

🟢選択肢:
・Multiple blockchains unite into one flexible ecosystem.
訳:複数のブロックチェーンが1つの柔軟なエコシステムに統合される。
・Consensus mechanisms are no longer required at all.
訳:コンセンサスメカニズム(合意形成の仕組み)は完全に不要になる。
・Every blockchain becomes fully centralized under one leader.
訳:すべてのブロックチェーンが1人のリーダーのもとで完全に中央集権化される。
・Programming languages for smart contracts are removed.
訳:スマートコントラクト用のプログラミング言語が不要になる。

🟢答え:
Multiple blockchains unite into one flexible ecosystem.

🟢この答えを選んだ理由:
インターオペラビリティ(相互運用性)とは、異なるブロックチェーン同士がデータや資産をやり取りできるようになる仕組みのことです。これにより、ブロックチェーン同士が孤立せず、連携・統合が可能になり、より柔軟で拡張性のあるエコシステムが形成されます。他の選択肢は相互運用性の意味や効果と関係がなく、誤りです。

🟢豆知識:
代表的な相互運用プロジェクトとして「Polkadot」や「Cosmos」があり、それぞれ異なるチェーン間の通信を可能にするハブとして機能します。これらの技術は、DeFiやNFT、分散型ID(DID)などのサービスが複数のチェーン上でシームレスに利用できる未来を実現するための重要な鍵とされています。

6月11日のデイリークイズ

Which is a benefit of interoperability?
訳:「相互運用性(インターオペラビリティ)の利点はどれですか?」

🟢選択肢:
・A single blockchain controls every other blockchain’s activity.
訳:1つのブロックチェーンが他のすべてのブロックチェーンの動作を制御する。
・Blockchain data is stored entirely off-chain for speed.
訳:ブロックチェーンのデータが高速化のために完全にオフチェーンで保存される。
・All blockchains are forced to use identical codebases.
訳:すべてのブロックチェーンが同一のコードベースを使うことを強制される。
・Different blockchains can share data and assets across networks.
訳:異なるブロックチェーンがネットワークを越えてデータや資産を共有できる。

🟢答え:
Different blockchains can share data and assets across networks.

🟢この答えを選んだ理由:
「Interoperability(相互運用性)」とは、異なるブロックチェーン同士が情報や資産をやり取りできる仕組みのことを指します。この選択肢はその定義を正しく表しており、ネットワークの垣根を越えて連携できることで、ブロックチェーン技術の利用範囲や利便性が大きく広がります。例えば、あるNFTを異なるチェーンで扱えるようになるなどが挙げられます。

🟢豆知識:
ブロックチェーンの相互運用性を実現するための技術としては、クロスチェーンブリッジやラップドトークン(例:Wrapped BTC)などがあります。また、CosmosやPolkadotのように、最初から相互運用性を前提に設計されたブロックチェーンエコシステムも存在します。これにより、DeFiやNFT、ゲームなどのユースケースがよりダイナミックかつ効率的に展開されるようになっています。

6月10日のデイリークイズ

What primary utility drives demand for on-chain stablecoins within decentralised finance (DeFi) platforms?
訳: 分散型金融(DeFi)プラットフォームにおいて、オンチェーン・ステーブルコインの需要を主に駆動しているユーティリティ(用途)は何ですか?

🟢選択肢:
・Replacing central-bank digital currencies entirely
訳:中央銀行のデジタル通貨を完全に置き換えること
・Speculative leverage on volatile memecoins
訳:価格変動の激しいミームコインに対する投機的なレバレッジ取引
・Providing a low-volatility medium of exchange and collateral
訳:低ボラティリティの交換手段および担保としての提供
・Paying node-operator costs
訳:ノードオペレーターのコストの支払い

🟢答え:
Providing a low-volatility medium of exchange and collateral

🟢この答えを選んだ理由:
オンチェーン・ステーブルコインは、価格変動が激しい仮想通貨市場において「価値の安定した通貨」として機能し、DeFiプラットフォームでの取引や担保として幅広く利用されます。ボラティリティ(価格変動)が低いため、ローン、レンディング、流動性供給などの用途で安心して利用できることが主な理由です。

🟢豆知識:
多くのDeFiプラットフォームでは、ステーブルコイン(例:USDC、DAI、USDT)が担保として利用されており、これは法定通貨に価値がペッグされているため、仮想通貨のように急激な価格変動を起こさないことが理由です。また、MakerDAOのDAIのようにスマートコントラクトによって発行・担保管理されるステーブルコインもあり、完全に分散化された経済圏の構築を支えています。

6月9日のデイリークイズ

Which stablecoin had the largest market capitalisation?
訳:2025年6月9日のデイリークイズ
時価総額が最も大きかったステーブルコインはどれですか?

🟢選択肢: 
・USDC
訳:USD コイン(USDC)
・USDT
訳:テザー(USDT)
・USDS
訳:USDS
・PYUSD
訳:PayPal USD(PYUSD)

🟢 答え:
USDT

🟢 この答えを選んだ理由:
Tether(USDT)は、2025年現在、シェア70%超と圧倒的に最大のステーブルコインです。

2025年4月時点では、USDTの時価総額は約1460億ドルと報告されており、2位のUSDC(約620億ドル)を大きく引き離しています。

🟢 豆知識:
Tetherは法定準備の一部として米国債も保有しており、非主権勢力としては国債市場でも大きな存在感を持っています。 2025年第1四半期末時点で、Tetherは米国債を約985億ドル分保有し、国債利回りに影響を与えるほどの規模を誇っています 。

PayPalのPYUSDは2023年8月に登場した後、急成長を遂げ、2025年4月には時価総額が約8.9億ドルに到達しました。 これは非常に多くの新興ステーブルコインの中で注目すべき水準ですが、USDTやUSDCにはまだ遠く及びません 。

6月8日のデイリークイズ

Which stablecoin did Circle launch specifically to track the euro rather than the U.S. dollar?
訳:Circle社が米ドルではなくユーロの価格に連動させるために立ち上げたステーブルコインはどれですか?

🟢選択肢:
・XAUD
訳:XAUD(金価格連動型ステーブルコイン)
・XSGD
訳:XSGD(シンガポールドル連動型ステーブルコイン)
・TUSD
訳:TUSD(TrueUSD、米ドル連動型ステーブルコイン)
・EURC
訳:EURC(ユーロ連動型ステーブルコイン)

🟢答え:
EURC

🟢この答えを選んだ理由:
EURC(Euro Coin)は、Circle社が発行するユーロ連動型のステーブルコインです。Circleは、米ドルに連動するUSDCで知られていますが、ユーロ圏の市場向けに、同様の安定性を提供する目的で2022年にEURCをローンチしました。他の選択肢(XAUD、XSGD、TUSD)はそれぞれ異なる法定通貨や資産に連動しており、ユーロとは関係ありません。

🟢豆知識:
EURCは完全な準備資産(Full-reserve)に裏付けられており、アメリカの規制に従うCircle社によって透明性の高い運営がされています。イーサリアム(Ethereum)チェーン上で最初に展開され、現在はAvalancheなど他のチェーンにも拡大中です。ユーロ圏のDeFiや商取引への導入が進められています。

6月7日のデイリークイズ

Which term describes a scenario where a stablecoin’s market price falls significantly below its intended peg?
訳:ステーブルコインの市場価格が本来のペッグ(連動価格)を大きく下回る状況を表す用語はどれですか?

🟢選択肢:
・Re-staking
訳:再ステーキング
・Slippage
訳:スリッページ
・Flash swap
訳:フラッシュスワップ
・De-pegging
訳:ディペギング(ペッグ外れ)

🟢答え:
De-pegging

🟢この答えを選んだ理由:
「De-pegging(ディペギング)」とは、ステーブルコインなどの資産が、本来連動すべき価格(例:1ドル)から大きく乖離することを指します。ステーブルコインは通常、法定通貨などと価値を連動(ペッグ)させる設計ですが、需給の不均衡、準備資産の不足、信用不安などにより、このペッグが維持できなくなった場合に「De-pegging」が発生します。その他の選択肢は、スワップや価格変動に関する概念ですが、ペッグの崩壊を直接表す用語ではありません。

🟢豆知識:
代表的なステーブルコイン「UST(TerraUSD)」は、2022年にDe-peggingを起こし、1ドルから大きく乖離して価値を失いました。この事件は仮想通貨市場に大きな影響を与え、アルゴリズム型ステーブルコインのリスクが改めて認識されるきっかけとなりました。現在は、準備資産に裏付けられた「担保型ステーブルコイン」の安全性が重視される傾向にあります。

6月6日のデイリークイズ

In May 2025 the U.S. Senate advanced the GENIUS Act, a bill that specifically targets regulation of:
訳: 2025年5月、アメリカ合衆国上院はGENIUS法案を進めました。この法案は、特に以下の規制を対象としています:

🟢選択肢:
・NFTS
訳:NFT(非代替性トークン)
・Proof-of-Work mining
訳:プルーフ・オブ・ワークマイニング
・Decentralised exchanges
訳:分散型取引所
・Stablecoins
訳:ステーブルコイン

🟢答え:
Stablecoins

🟢この答えを選んだ理由:
GENIUS法案は、特にステーブルコイン(価値が法定通貨などに連動する暗号通貨)の規制を対象としており、ステーブルコインが金融システムに与える影響について検討されています。ステーブルコインの規制は、価格の安定性や金融の安全性を確保するために重要とされています。

🟢豆知識:
ステーブルコインはその名の通り、通常は米ドルなどの法定通貨にペッグされており、価格が安定しています。このため、暗号通貨のボラティリティ(価格変動)を避けたいユーザーや投資家にとって非常に有用です。代表的なステーブルコインには、Tether(USDT)やUSD Coin(USDC)などがあります。

6月5日のデイリークイズ

Sky Protocol (formely MakerDAO) keeps DAI’s dollar peg chiefly by requiring borrowers to:
訳:Sky Protocol(旧称MakerDAO)は、DAIのドルペッグ(1ドルとの価格維持)を主にどのようにして維持していますか?

🟢選択肢:
・Burn an equivalent amount of USDS when redeeming
訳:償還時に同等のUSDSをバーン(焼却)する
・Lock more crypto collateral than the value of USDS minted
訳:発行されたUSDSの価値よりも多くの暗号資産を担保としてロックする
・Stake USDS in Proof-of-Stake validators
訳:USDSをPoSバリデーターにステーキングする
・Pay algorithmic re-peg fees directly to Sky Foundation
訳:Sky Foundationにアルゴリズムによる再ペッグ手数料を直接支払う

🟢答え:
Lock more crypto collateral than the value of USDS minted
(発行されたUSDSの価値よりも多くの暗号資産を担保としてロックする)

🟢この答えを選んだ理由:
Sky Protocol(旧MakerDAO)の仕組みでは、ステーブルコインであるDAI(現在はUSDS)が発行される際、ユーザーはそれよりも高い価値の暗号資産(例:ETHなど)を担保としてロックしなければなりません。これは、価格変動による担保割れを防ぎ、DAI/USDSの1ドルペッグを保つための基本的な経済設計です。オーバーコラテラリゼーション(過剰担保)により、安定性が確保されるのです。

🟢豆知識:
Sky Protocol(旧MakerDAO)は、DeFi(分散型金融)プロトコルの中でも最も早い段階で「担保型ステーブルコイン」のモデルを採用したプロジェクトです。初期はETHだけを担保にしてDAIを発行していましたが、その後マルチ担保(Multi-Collateral)型に進化し、様々な資産を担保として利用できるようになりました。これにより安定性と柔軟性が増し、DeFiエコシステムの中核的存在となっています。

6月4日のデイリークイズ

Which company issues the world’s largest stablecoin, USDT?
訳:世界最大のステーブルコイン「USDT」を発行している企業はどこですか?

🟢選択肢:
・Circle
訳:サークル
・Tether
訳:テザー
・Paxos
訳:パクソス
・First Digital
訳:ファースト・デジタル

🟢答え:
Tether

🟢この答えを選んだ理由:
Tether社は「USDT(Tether)」というステーブルコインを発行しており、これは時価総額および流通量で世界最大のステーブルコインです。USDTは米ドルと1:1でペッグされており、仮想通貨市場で非常に広く使われています。BinanceやOKX、Bybitなど大手取引所でも主に利用されるステーブルコインです。

🟢豆知識:
Tether(USDT)は2014年にローンチされ、イーサリアムやトロン、ソラナなど複数のブロックチェーン上で発行されています。Tether社はステーブルコインの準備金に関する透明性の課題で過去に批判を受けましたが、近年では四半期ごとの監査報告を公開しており、改善が進められています。また、USDTは多くの国の法定通貨の代替としても利用され、特に新興国や資本規制の厳しい地域で重宝されています。

6月3日のデイリークイズ

The 2022 collapse of which algorithmic stablecoin-governance-token pair erased over $40 billion in market value?
訳:
2022年に崩壊し、4兆円以上の市場価値を消失させたアルゴリズム型ステーブルコインとガバナンストークンのペアはどれ?

🟢選択肢:
・FEI / TRIBE
訳:FEI / TRIBE
・UST / LUNA
訳:UST / LUNA
・AMPL / FORTH
訳:AMPL / FORTH
・USDN / WAVES
訳:USDN / WAVES

🟢答え:
UST / LUNA

🟢この答えを選んだ理由:
2022年5月、Terraエコシステムの中核であるアルゴリズム型ステーブルコイン「UST(TerraUSD)」と、その価値維持に関与するガバナンストークン「LUNA」が、設計上の欠陥と投機的売買の連鎖により同時に大暴落しました。USTのドルペッグが崩壊し、その結果、LUNAは大量に発行されインフレが起こり、最終的には両者の価値がほぼゼロになりました。この崩壊により、400億ドル(約5兆円)以上の市場価値が消滅し、世界中の投資家に甚大な損失を与えました。

🟢豆知識:
この事件をきっかけに、世界中の金融当局がステーブルコインに対する規制強化を議論し始めました。特にアルゴリズム型ステーブルコインは、その仕組み上、不安定さを内包しているとして、透明性や準備資産の裏付けを持つ「担保型ステーブルコイン」への注目が集まるようになりました。また、Terraの創設者Do Kwonは事件後、各国当局の捜査対象となり、逮捕・国際手配されるなど、業界に大きな波紋を広げました。

6月2日のデイリークイズ

Which DeFi protocol launched the over-collateralised stablecoin named GHO?
訳:どのDeFiプロトコルが、過剰担保型ステーブルコイン「GHO」をローンチしましたか?

🟢選択肢:
・Sky Protocol (formely MakerDAO)
訳:Sky Protocol(旧MakerDAO)
・Compound
訳:Compound(コンパウンド)
・Aave
訳:Aave(アーベ)
・Curve
訳:Curve(カーブ)

🟢答え:
Aave

🟢この答えを選んだ理由:
Aaveは2023年に自身のネイティブな過剰担保型ステーブルコイン「GHO(ゴースト)」をローンチしました。これはAaveのユーザーが担保を預け入れることでGHOを発行できる仕組みで、Aaveエコシステム内で利用されることを前提に設計されています。CompoundやCurveではこのような独自ステーブルコインは展開されておらず、Sky Protocolは存在しないため誤りです(なお、MakerDAOが発行するステーブルコインはDAIです)。

🟢豆知識:
GHOはAaveのガバナンストークンであるAAVEを保有しているユーザーが発行権限の調整などに参加できる設計となっています。また、GHOの発行には「Facilitators(ファシリテーター)」と呼ばれる承認済みエンティティが関与し、経済的な安定性と分散性のバランスをとる工夫がされています。GHOはEthereumメインネット上で最初に展開されました。

6月1日のデイリークイズ

PayPal’s U.S. dollar-pegged stablecoin, launched in 2023, is called:
訳:PayPalが2023年に発行した米ドル連動型ステーブルコインの名称は何ですか?

🟢選択肢:
・GUSD
訳:GUSD(ジェミニ・ドル)
・PYUSD
訳:PYUSD(ペイパル・USD)
・USDC
訳:USDC(USDコイン)
・XUSD
訳:XUSD(架空の通貨名)

🟢答え:
PYUSD

🟢この答えを選んだ理由:
PYUSDは、PayPalが2023年に正式に発行した米ドルに裏付けられたステーブルコインの名称です。ステーブルコインとは、価格の安定性を保つために法定通貨(この場合は米ドル)と1対1で連動して設計された暗号資産です。PYUSDはPaxos Trust Companyとの提携により発行され、イーサリアムブロックチェーン上で稼働しています。

🟢豆知識:
PYUSDは、PayPalのアカウント間で即時送金が可能であり、手数料も非常に低いのが特徴です。また、米国の規制当局に登録された信託会社であるPaxosによって発行・保管されているため、透明性と信頼性が高いとされています。PayPalが自社でステーブルコインを発行することで、今後のWeb3時代に向けた決済の主導権を狙っていると見られています。

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